いちじくを上手に活用する

いちじくは、特に肉や魚料理の後にデザートとして食べることで胃の負担を軽くしてくれます。油っこい料理を食べた後には、こうしたさっぱりした風味と口当たりの良さが最適で、欧米では多く利用されています。

 

いちじく自体の食べ方ということでは、一般的には生で食べるわけですが、ジャムにしてもおいしく、いちじくジャムをヨーグルトにかければ、一層整腸作用の効果が発揮されます。

 

いちじくをブランデー煮やシロップ煮などにしても美味しく、こうした料理は食べる前に1時間程度冷やしておくと、更においしく頂けます。

 

いちじくでジャムを作る際は、もともと糖度が高くてペクチンも含んでいるので、砂糖を控えめにして作ってください。これにレモン汁を加えれば、果肉の色が鮮やかになり、見た目にもおいしそうなジャムに仕上がります。

 

いちじく酒を作る時でも砂糖は控えめにした方がよく、果実の3倍程度のホワイトリカーに漬けてください。いちじくの保存については、生のままでは長期保存ができませんから、できるだけ早く食べることがお勧めで、それでもしばらく食べないという状況なら、皮をむいて冷凍しておいてください。解凍は常温の自然解凍です。

 

最近は、ドライフルーツやシロップ煮、ジャムとして売られている製品もあるので、それを利用するのでもいいでしょう。いちじくの抜群の健康効果を上手に利用したいものです。